タイガー「ボールも変化が必要」 飛距離重視のゴルフ界に提言
更新日:2018/02/22 14:14
掲載日:2017/11/04 12:49
先日、ヒーロー・ワールドチャレンジ(現地時間11月30日/バハマ、アルバニーGC)での復帰を発表したタイガー・ウッズ(米)。ポッドキャストの番組内で、同選手は飛距離を重視する現在のゴルフ界に警鐘を鳴らした。
女子バスケットボールコーチのジーノ・オーリエマ氏がMCを務める番組に出演したウッズは、子育てやライダーカップなど、様々な話題について意見を交わした。そして、同選手はダスティン・ジョンソン(米)を筆頭にロングヒッターが牽引する現在のプロゴルフ界について独自の考えを持っているようだ。
ウッズは番組内で「ゴルフボールにも何かしらの変化が必要だ。ボールが遠くに飛び過ぎていると思う。メジャー大会用のコースを設計するとしたら、7,400から7,800ヤードにしなければならない状況。それにテクノロジーが進化しているから、8,000ヤードでも長すぎるとは感じないと思う」と持論を展開。
続けて「距離の長いコースを作るような土地は多くないから、余計に複雑なことになるだろう」と話した。
ウッズ同様に、“帝王”ジャック・ニクラウス(米)もゴルフボールの飛距離を見直す必要があると以前から語っていた。現在、全米ゴルフ協会(USGA)も飛距離の出ないゴルフボールの導入を考えているが、いくつかの問題に直面しているようだ。
最後に、ウッズは「近い将来、すぐにこのようなことが起きるとは思わないが、少なくともそれについて今から話を進めても良いかもしれない」とコメントを残している。
(写真提供:Getty Images)