最終戦に上原が挑む! 野村は無念の欠場… 女王争いの行方は?
更新日:2017/11/16 19:00
掲載日:2017/11/16 13:49
米女子ツアーの今季最終戦 CMEグループ・ツアー選手権は現地時間16日、フロリダ州のチバロンGCを舞台に開幕する。今年活躍した選手のみが出場を許される大会。日本からはレース・トゥ・CMEグローブ60位の上原彩子が挑む一方で、ポイントランク28位の野村敏京は前日までにエントリーを取りやめたことがわかった。
上原にとって今大会出場は2014年以来3年ぶり3度目。過去2回の成績は2013年大会が25位タイ、14年大会が60位タイとなっている。今季は波はあったものの、ソーンベリー・クリークLPGAクラシックとエビアン選手権でトップ10フィニッシュ2回を記録。無念の欠場となった野村の分も上位フィニッシュを狙いたい。
一方で年間女王争いも気になるところ。タイトル獲得の可能性があるのはポイントランク1位レクシー・トンプソン(米)、2位パク・スンヒョン(韓)、3位フォン・シャンシャン(中)、4位ユ・ソヨン(韓)、5位ブルック・ヘンダーソン(カナダ)、6位チョン・インジ(韓)、7位クリスティー・カー(米)、8位モリヤ・ジュタヌガーン(タイ)、9位アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)の9選手だ。
うち上位3人は優勝で100万ドル(約1億1,300万円)のボーナスが確定。今年もアジア勢が幅を利かせる中で、1位のレクシーには2014年の同システム導入以来初の米国勢女王がかかる。また2位のパクが逆転女王となれば、やはり2014年にリディア・コ(ニュージーランド)が記録した新人賞とのダブル獲りが実現する。
(写真提供:Getty Images)