賞金女王へ視界良好! 鈴木愛が単独2位発進 全美貞が首位
更新日:2017/11/16 18:35
掲載日:2017/11/16 16:11
国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディスオープンは16日、愛媛県のエリエールゴルフクラブ松山を舞台に第1ラウンドの競技を終了。8アンダー64をマークした全美貞(韓)が首位発進を切る中、賞金女王を狙う鈴木愛が3打差の単独2位と好発進を切った。
この日10番スタートの5組目と早い時間帯にコースインした鈴木は、出だしから2連続バーディに成功するとその後も2つスコアを伸ばして4アンダーで折り返し。後半は2番のボギー、3番のダブルボギーで失速したかに見えたが、5番でひとつ取り返すと上り3ホール連続バーディに成功して5アンダー67を記録し、トップと3打差の好位置につけた。
現在次点のキム・ハヌル(韓)に1,000万円以上の差をつけて賞金ランキングトップ。今大会で鈴木が優勝を飾り、ハヌルが単独6位以下となれば最終戦を待たずに2013年の森田理香子以来4年ぶりの日本人賞金女王が誕生となる。現時点でライバルのハヌルは1アンダー71の22位タイ。今大会での戴冠の可能性も十分にありそうだ。
以下上位陣は4アンダー68の3位タイに堀琴音、穴井詩、東浩子、松田鈴英の4選手、3アンダー7位タイに賞金ランクNo.3のイ・ミニョン(韓)、川岸史果、青木瀬令奈、藤本麻子、アン・ソンジュ(韓)ら8選手が並ぶ展開。賞金5位の申ジエ(韓)は2アンダー15位タイ、同4位の上田桃子は1アンダー22位タイ、ディフェンディング・チャンピオンでマネーランク4位のテレサ・ルー(台)は2オーバー70位タイと出遅れた。
(写真提供:Getty Images)