プエルトリコ・オープンが1年限りの慈善大会に 昨季は石川と岩田が出場
更新日:2017/12/24 11:43
掲載日:2017/12/24 11:28
米男子ツアーのプエルトリコ・オープン(現地時間3月1日開幕/プエルトリコ、ココビーチG&CC)がツアースケジュールから外れ、1年限りの“非公式”イベントとして開催されることが決まった。
当初、プエルトリコ・オープンは同時期に開催される世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-メキシコ選手権(メキシコ、クラブデゴルフ・チャペルテペック)の裏大会として日程に組み込まれていた。しかし、米男子ツアーは、1年だけ同大会をツアー選手、他競技のアスリートやセレブが参加するチャリティイベントに位置付けることを発表。なお、開催時期は3月として、会場もTPCドラドビーチに変更することになるようだ。
プエルトリコは今年9月、ハリケーン・マリアが上陸して、多大なる被害を受けた。被害総額は900億ドル(約10兆円)にも上るとされており、復興を目指す同地への支援をツアーが打ち出している。
今年のプエルトリコ・オープンでは、2012年に2位フィニッシュを果たした石川遼と岩田寛が参戦。また、マスターズの直前に行われ、世界ランキングの上位選手がWCGシリーズに出場するため、オーガスタを目指す選手らにとって世界ランクを上げる絶好のチャンス。しかし、来年の大会は非公式戦として開催されるため、世界ランク50位を目指す選手たちに大きな影響を与えそうだ。
(写真提供:Getty Images)