39位浮上のタイガー「奇妙な1日だった」 最終日は松山と同組
更新日:2018/01/28 13:23
掲載日:2018/01/28 13:19
カリフォルニア州のトリーパインズGCを舞台に行われている米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープンは現地時間27日に第3ラウンドが終わった。ツアー復帰を果たし、注目を集めるタイガー・ウッズ(米)は39位タイに浮上するも、プレー内容に納得できていないようだ。
前日上りホールでバーディを沈め、カットライン上で辛うじて予選を通過したウッズ。3日目もボギーが先行する苦しいゴルフになるが、ショートゲームを中心にゲームを組み立て、2アンダー70と連日のアンダーパーでラウンドし、通算3アンダー39位タイに順位を上げ、最終日を迎える。
競技終了後、ウッズは「奇妙な1日だった。良いところはなかったが、スコアを伸ばし、いくつかのパッティングも決められた。ゴルフのスイングをするのにも苦労したが、スコアを伸ばせた」と振り返った。
3日間を通して、フェアウェイキープ率は33%、パーオン率も55%と低調。しかし、ウッズは「今の私が持っているものはショートゲームと情熱だけ」とグリーン周りでのプレーで辛うじてゲームが成り立っていると話した。
この日、ウッズと同組で回ったブラント・スネデカー(米)も「彼のショートゲームは僕が記憶している時と同等かそれ以上だよ」と称賛している。
ウッズの復帰戦も残すは最終日の18ホールのみ。最終ラウンドのペアリングで同選手は、松山英樹とフランセスコ・モリナリ(伊)とラウンドすることが発表されている。最終日も元世界No.1のゴルフに注目したい。
(写真提供:Getty Images)