2打差3位のJ.デイ、豪勢25年ぶりの優勝を見据える
更新日:2018/02/11 12:29
掲載日:2018/02/11 11:32
カリフォルニア州のペブルビーチGLで行われている米男子ツアーのAT&Tペブルビーチ・プロアマに出場中のジェイソン・デイ(豪)。最終日を前に3位タイに浮上した同選手が、25年間続く同大会でのオーストラリア人未勝利の歴史に終止符を打つかに注目が集まっている。
5位タイからスタートしたデイは強風に見舞われたこの日、8番で12メートル超のバーディパットを沈めるなど3アンダー69でラウンド。通算12アンダーまで伸ばした元世界No.1は首位のダスティン・ジョンソン(米)、テッド・ポッターJr.(米)と2打差の3位タイで最終日を迎える。
ファーマーズ・インシュランス・オープンで2季ぶりの優勝を飾るなど、復調の兆しが見えるデイ。しかし、今大会はオーストラリア勢にとって鬼門のようだ。同大会でオーストラリア人が最後に優勝したのは1993年のブレット・オーグル。昨季優勝したジョーダン・スピース(米)が生まれる以前まで遡らなければならない。
競技終了後、この事実を伝えられたデイは「僕たちはここで優勝できると思う」と回答。「なぜここで勝てないのかその理由は定かではないけれど、たぶんオージーは硬くて速いグリーンに慣れているからじゃないかな」とグリーン上の芝の違いが要因ではないかと話している。
オーストラリア勢25年ぶりの優勝に向け、デイは「トリーパインズでの優勝が僕に力を与えてくれた。ペブルビーチでは我慢することがとても重要だ。日曜日の12番から18番は何が起きるかわからないから、忍耐強くプレーしなければならない」と残り18ホールを見据えた。
(写真提供:Getty Images)