「さらに悪いことになるかも…」JTがタイガーの前でのプレーに不安
更新日:2018/02/22 17:37
掲載日:2018/02/22 17:22
ギャラリーのマナー問題の余波はまだ続いている。ジャスティン・トーマス(米)がタイガー・ウッズ(米)の前の組で回ることに対しての不安を打ち明けた。
前週のジェネシス・オープンでは予選をタイガーと同組でプレーしたトーマスだが、タイガーの熱狂的なファン、通称「タイガーマニア」の度を超えた応援に対し、ローリー・マキロイ(北アイルランド)が声を上げると、トーマスも「(ファンが)少し手を伸ばした」「私たちがショットを打とうとしている間、大声で叫んで楽しんでいた」と語っていた。
今週はタイガーの1組前と組み合わせは分かれたが、「同組でプレーするよりもさらに悪いことになるかもしれない」と前日の練習ラウンドを終えて語っている。
というのもタイガーの前でのペアリングは、タイガーの次のショットを見ようとギャラリーが前へ前へと移動するため、前の組もまた同様に影響を受けると見られているためだ。「ファンは大好き」というトーマスだが、その一部に対しては「不適切なタイミングで絶叫する特定のファンがいる」とやはりその辺りには不快感を感じているようだ。
選手、ファン、関係者……。誰もが待ち望んだ“スーパースター”タイガーのツアー本格復帰だが、本人のまったく思いもよらぬところで思わぬ余波を生んでいる。
(写真提供:Getty Images)