全米オープンの18Hプレーオフが廃止 日曜日に決着
更新日:2018/02/27 14:02
掲載日:2018/02/27 11:02
米国時間26日、全米ゴルフ協会(USGA)は全米オープンの18ホールストロークプレーでのプレーオフを廃止にすると発表した。
同大会では72ホールでチャンピオンが決まらない場合、翌日の月曜日に18ホールのストロークプレーで戦い、それでも勝敗がつかない場合はサドンデスという形だった。しかし、今年からは72ホール後に2ホールのプレーオフ、決着がつかなければサドンデスへ進む形式へ変更となる。
USGAのエグゼクティブ・ディレクターのマイク・デービス氏は「日曜日に決着をつけ、勝者にトロフィーを渡すことが重要だ。選手、ギャラリー、ボランティア、競技員、放送スタッフにとっても(4日間で終わるのは)良いことだと思う」とコメントした。
18ホールのプレーオフといえば2008年の全米オープン。タイガー・ウッズ(米)とロッコ・メディエート(米)の激闘は72+18ホールでも決着はつかず、サドンデスの91ホール目でメディエートがボギー、ウッズがパーセーブして、トリプルグランドスラムの偉業を達成した。
ちなみにマスターズはサドンデス方式、PGAプロゴルフ選手権は3ホール、全英オープンは4ホールでプレーオフが行われる。
(写真提供:Getty Images)