完全復活を目指すタイガー P.ミケルソンに続けるか
更新日:2018/03/10 12:05
掲載日:2018/03/10 11:59
米男子ツアーのバルスパー選手権(現地時間9日/フロリダ州、インニスブルック・リゾート&GC)2日目が終了し、タイガー・ウッズ(米)は通算4アンダー2位タイに浮上。徐々に本来の姿を取り戻しているようだ。
2000年代のウッズは圧倒的な強さを誇り、誰しもが認めるスター選手に上り詰めていった。しかし、2013年のWGC-ブリヂストン招待での優勝以来、腰の怪我の影響で苦しい日々が続き、全盛期の面影は無くなってしまった。
その間に新たなスターが誕生した。ジョーダン・スピース(米)は米男子ツアー11勝(メジャー3勝)、ジャスティン・トーマス(米)は同8勝(メジャー1勝)、2017年には年間王者に輝いた。そして世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(米)と世代交代が徐々に進み、ますます”タイガー時代”は昔のものになりつつあった。
しかし、ウッズと同じく2000年代に活躍し、前週のWGC-メキシコ選手権で5年ぶりに優勝した47歳のフィル・ミケルソン(米)。世代交代論に待ったをかける形となり、改めてウッズの復活もあるのではとメディアやファン、そして本人自身も期待に胸を膨らませていった。
そんな中迎えたバルスパー選手権。トップと2打差2位タイで3日目を迎えるウッズの完全復活は間近かもしれない。
(写真提供:Getty Images)