H.ステンソン、3WではなくDRでマスターズを制す?
更新日:2018/04/02 11:20
掲載日:2018/03/31 13:14
ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)といえば、一時期イップスになっていたこともあり、ドライバーを抜いて回ることもある選手。アイアンと同じスイングで打てる3番ウッドで300ヤードを飛ばすのだから、ドライバーなしでも勝利することが出来る。
しかし、ステンソンはマスターズで優勝するために、出場中のヒューストン・オープン(テキサス州、ゴルフクラブ・オブ・ヒューストン)でドライバーを積極的に使用している。
「今年のオーガスタでは例年よりもドライバーの頻度を多くしたいと考えている」と語ったステンソンは、「そのために今大会では、本来ならばドライバーを使う必要がないところでも打っているんだ。ドライバーの飛距離をもう少し伸ばせれば、ショートアイアンでグリーンを狙えるからね」とコメントした。
ステンソンの戦略は功を奏しているようで、2ラウンドを終えて、28回のドライバーショットのうち、23回フェアウェイをキープしている。先々週のアーノルド・パーマー招待で単独4位に入るなど、マスターズに向けてまだ課題を残しつつも、本人は仕上がりに満足しているようだ。
「今日はパットが冴えていたし、長いゲームの中でいいプレーが何度かあったね。まだ目標としているレベルに達しているとは言えないけれど、正しい方向に進んでいると思う。練習あるのみ」と通算8アンダー11位タイで決勝ラウンドへ進むステンソンは語った。
(写真提供:Getty Images)