川岸史果がトップ通過! 香妻、蛭田ら4名が全米女子OP出場権を獲得
第73回全米女子オープンゴルフ選手権(現地時間5月31日〜6月3日/アラバマ州ショールクリークCC)の出場権をかけた最終予選が茨城県の大利根カントリークラブを舞台に行われ、アマチュア33名、プロ35名の計68名が本選出場の資格が与えられる4枠を巡り、火花を散らした。
1日にストロークプレーによる36ホールと長丁場の戦いでトップ通過を果たしたのは、通算5アンダーの川岸史果。2年連続での通過となったが「ほっとしています。(昨年の)リベンジが出来る。前週のワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップで予選通過、2日目の最後ロングパットが決まるなど上昇気流に乗れた。昨季は砲台グリーンに苦戦したので、今年は予選を通過してトップ10に食い込みたいです」と大舞台に向けて意気込みを語った。
さらに、通算4アンダーの単独2位には、4月のステップアップツアー「九州みらい建設グループレディースゴルフトーナメント」で初優勝を果たした蛭田みな美が入った。蛭田は「世界のトップ選手と同じ舞台に立てるのは、良い経験になる。(畑岡)奈紗ちゃんにどういう感じか聞いてみたいです」と、本戦での戦いを心待ちにしているようだ。
残る2枠には、通算2アンダーの高山佳小里、香妻琴乃が出場を決めた。同大会に初出場となる香妻は「ステップアップツアーを主戦としているので、何か上に上がるようなきっかけを探していたので、まさか全米女子オープンに出場することが出来るとは思ってもいなかったので、凄く嬉しい」と嬉しさと驚きが入り混じりながらも喜びを爆発させた。
25歳までにプロテストを通過すると決めて臨んだ最後のシーズンで、テスト前にメジャーの舞台への出場が決定した高山は「イメージが沸かない。出れるとは思ってもいなかった」とコメント。4名の本戦での活躍に期待が集まる。
(写真提供:Getty Images)