今年からプレーオフは2ホール 2008年は91ホール目でウッズが全米OP制覇
更新日:2018/06/12 15:39
掲載日:2018/06/12 15:28
今週開幕の全米オープン(ニューヨーク州 シネコックヒルズGC)。昨季まではプレーオフとなった場合、最終日の翌日に18ホールのストロークプレーが行われていたが、今季からは最終ラウンド後に2ホール、決着がつかなければサドンデスへ進む。
今年の2月末にプレーオフの変更が発表された際、USGAのエグゼクティブ・ディレクターのマイク・デービス氏は「日曜日に決着をつけ、勝者にトロフィーを渡すことが重要だ。選手、ギャラリー、ボランティア、競技員、放送スタッフにとっても(4日間で終わるのは)良いことだと思う」とコメントしていた。
18ホールのプレーオフといえば2008年大会(カリフォルニア州 トーリーパインズ)が思い出させる。
最終日、通算1アンダー単独トップで先にホールアウトしていたロッコ・メディエート(米)。追うタイガー・ウッズは最終18番で約4mのバーディパットを沈めメディエートを捉え、翌日18ホールのプレーオフへ突入。
2人の激闘は72+18ホールでも決着はつかず、サドンデスの91ホール目でウッズがパー、メディエートがボギーとし、ウッズがトリプルグランドスラムの偉業を達成したのだった。
シネコックヒルズGCでは、優勝スコアが通算イーブンパー前後が予想されるが、難コースを制するのはどの選手か、注目が集まる。
(写真提供:Getty Images)