「76」で連覇を逃したJ.スピース 「今はこの結果を受け入れている途中」
更新日:2018/07/23 12:51
掲載日:2018/07/23 11:00
メジャー第3戦 第147回全英オープン(現地時間21日/スコットランドのカーヌスティGL)は最終ラウンドが終了。トップタイから出たジョーダン・スピース(米)は通算4アンダー9位タイに終わった。
連覇を目指し、リーダーボードの最上段からスタートしたスピースは、風の影響もあり、5番をボギー、6番をダブルボギーとする苦しい展開に。サンデーバックナインでも2つスコアを落として、昨年見せたような巻き返しの再現とはならず。ノーバーディ、3ボギー、1ダブルボギーの5オーバー「76」は、メジャー大会の最終日における自身ワーストスコアとなり、クラレットジャグを逃す結果となった。
ラウンドを終えた直後、20分ほど動揺を隠すことができなかったとインタビューで明かし「今はこの結果を受け入れている途中だ。4日間で色々な収穫があった。キャリアの中で、今が一番苦しんでいるかもしれないが、それと同時に本当の競争力も学べているから良い方向に動いている気がする」と悔しさのなかからもポジティブな要素を見出した。
カーヌスティで1年ぶりの優勝とはならなかったが、スピースには8月の全米プロゴルフ選手権(ミズーリ州ベルーフCC)でキャリアグランドスラム達成のチャンスが残っている。「パッティングのストロークは(以前の状態に)戻ってきた。感触も最高だよ。自分の戦いが戻ってきているように思える」と復調の兆しを手に今季メジャー最終戦へと向かう。
(写真提供:Getty Images)