B.ケプカは大会記録タイの「63」で3位 全米OP、全米プロ連勝は5人目の快挙
更新日:2018/08/11 16:09
掲載日:2018/08/11 15:58
メジャー最終戦の全米プロゴルフ選手権(現地時間10日/ミズーリ州 ベルーフCC)第2ラウンドは荒天のためサスペンデッドとなったが、午前の早い組でスタートしたブルックス・ケプカ(米)は大会最少ストロークタイの「63」をマークし、通算8アンダー暫定単独3位に浮上した。
1アンダー33位タイからスタートしたケプカは7バーディ、ノーボギーと完璧なゴルフを展開。ラウンド後には「自分のプレーに興奮している」と喜びを隠しきれない様子で、「今日はグリーンが速かったがアイアンの正確さ、パッティングの感覚と全てが完璧だった。他選手のことはあまり考えず、自分が全力でプレーすることだけを考えてプレーした結果が、この成績に繋がったと思う。最後のパットを決めていれば大会記録だったが、タイ記録に並べたことに満足している」と語った。
全米オープンで史上7人目29年ぶりの連覇を達成したケプカは、同一年に全米オープンと全米プロ優勝という記録に挑む。過去に達成したのはジーン・サラゼン、ベン・ホーガン、ジャック・ニクラス、タイガー・ウッズの4選手。
「もし達成できたら偉大なこと。仮に他の大会であっても1年で複数回メジャーに勝つのは特別なことだと思う」
シーズンの初めは手首の怪我でツアーから約3か月ほど離れていたが、完全に調子を取り戻したケプカ。メジャー通算3勝目をベルーフCCで飾れるか。
(写真提供:Getty Images)