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J.ワグナー、最後にダンクイーグルで決勝へ FedExカップ出場に望み繋ぐ

更新日:2018/08/18 13:49
J.ワグナー、最後にダンクイーグルで決勝へ FedExカップ出場に望み繋ぐ
スラムダンク・イーグルで予選を突破したジョンソン・ワグナー。

 

 米男子ツアーのウィンダム選手権(現地時間17日/ノースカロライナ州 セッジフィールドCC)2日目を終え、ジョンソン・ワグナー(米)は通算4アンダー41位タイで決勝ラウンドへ進む。

 来週から始まるフェデックスカップに出場できるのはフェデックスランキング上位125人。ワグナーは現在136位と、予選を通過してポイントを稼ぐ必要がある。

 そんな中、通算2アンダーで迎えた最終18番パー4。予選カットラインは通算3アンダーと絶対にバーディが必要な場面だった。残り153ヤードからセカンドを放ったワグナーは「GO」と一言。ボールは直接カップに吸い込まれイーグル。最後の最後でプレーオフシリーズへの望みを繋いだワグナーは、同伴競技者らとハイタッチで喜びを共有した。

 ワグナーと言えば、2013年の全英オープンで松山英樹を擁護したことで有名。同大会3日目に上位を猛追していた松山が後半17番パー5でスロープレーと判断され、ペナルティを科せられた。ティーショットを曲げ、ボールは深いフェスキューの中。上位争いに絡んでいた事もあり、セカンドを打つまでに2分12秒を要した。それが原因で罰打となってしまった。

 そのジャッジに同組のワグナーは怒りを露わにし、「僕だってスロープレーヤーは嫌いさ。だけど、あの場面ではしょうがないし、時間をかけ過ぎたとは思えない。ヒデキは本当にいい奴なんだ。僕だったら怒り狂っている」とし、英語が達者ではない松山の代わりに競技委員に抗議してくれた。しかし、ペナルティが覆ることはなかった。最終的に松山は6位タイフィニッシュとなった。

(写真提供:Getty Images)

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