あと1センチ… 米下部選手がPGAシード権を逃す ファイナルズでリベンジなるか
更新日:2018/08/22 18:05
掲載日:2018/08/22 17:34
先日、国内男子ツアー通算3勝の片岡大育が、米男子下部ツアーのウェブドットコム・ファイナルズ出場を明かし、今週の初戦「ネーションワイド・チルドレンズホスピタル選手権」に参戦する。
ウェブドットコム・ファイナルズとは米男子ツアーの来季シード権をかけた入れ替え戦で計4試合で行われる。シード権を獲得できるのは50選手。すでに米下部ツアー賞金ランキング上位25人は取得済み。ファイナルズでは4試合だけの賞金ランキングが設けられ、片岡が同25位以内に入れば、来シーズンは米男子ツアーで戦える。
と、上の舞台で戦うために25枠を争うのだが、先週の米下部レギュラーシーズン最終戦「ウィンコ・フーズ・ポートランド・オープン」ではファイナルズを待たずしてシード権を手に入れようと熱戦が繰り広げられた。
いちばん悔しい思いをしたのはケビン・ドハティ(米)だろう。通算12アンダーで上がれば4位タイとなりシード権を獲得できたが、結果は通算11アンダー6位タイで、賞金ランク26位とシード権を逃してしまった。
本当に惜しかった。通算11アンダーで迎えた最終18番パー5。ピンを抜いてグリーン手前からアプローチショットを放ち、ボールはカップに向かっていったが、最後に1センチほど左に曲がって外れ、ドハティは崩れ落ちてしまった。厳しい戦いだが、この悔しいを思いをファイナルズにぶつけてシード権を獲得するしかない。
ちなみに賞金ランク1位でシード権を獲得したのは国内男子ツアーでもプレーしたイム・ソンジェ(韓)だ。
(写真提供:Getty Images)