トランプ大統領についてウッズ「お腹が空いた」 面倒な質問にも丁寧に対応
更新日:2018/08/27 13:18
掲載日:2018/08/27 13:17
タイガー・ウッズ(米)は40位タイで、米男子ツアーのフェデックスカップ・プレーオフシリーズ初戦 ザ・ノーザン・トラスト(ニュージャージー州 リッジウッドCC)を終えた。
いつもラウンド後は記者から多くの質問が飛び交うが、ゴルフとは直接関係のない質問をされることがある。
ニューヨークタイムズの記者にドナルド・トランプ大統領について聞かれたウッズは、上手く交わしながらも、当たり障りのない答えを提供した。「大統領就任前から知っている。一緒にゴルフやディナーをしたことがある」。
移民政策に関しては? 「大統領だから敬意は払わなければならない。彼じゃなくてもね。彼の性格や政治のやり方が好きでも嫌いでも、リスペクトはしなければならない」と移民問題には触れず、一人の人間として誰であれ敬意は払うべき、と交わす。
最後にアメリカ国内の人種関係について聞かれ、「(意見は)ない。72ホール終えて、お腹が空いた」と締めた。
スーパースターになればなるほど、様々な事を聞かれる。そこで余計なことを言うと炎上し、中には余計な意見を引き出そうとする記者もいる。特に政治関係の質問は扱いがデリケート。しかし、ウッズは長年の経験から完全無視ではなく、ある程度は意見を述べ、サービスをしているのではなかろうか。
(写真提供:Getty Images)