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PO第3戦に滑り込むのは? 小平は15位以内が条件か

2018/08/30 12:00
PO第3戦に滑り込むのは? 小平は15位以内が条件か
小平は15位以内のフィニッシュがひとつの指標となる。

 

 フェデックスカップポイントランキング上位100選手が出場するプレーオフ第2戦のデル・テクノロジーズ選手権がいよいよ開幕する。今大会後、上位70選手が次戦 BMW選手権(現地時間9月6〜9日/ペンシルベニア州、アロニミンクGC)への出場権を獲得する。

 今週の戦いを終えて下位30選手はそこでシーズン終了となるわけだが、PGAツアーが導入する「ショットリンク」によれば、ボーダーラインは818ポイントになるようだ。

 現時点で達していないのは42選手。現在58位の松山英樹(811ポイント)もその中に含まれるが、こちらは70位までに入れば自力で第3戦の出場権を獲得することができる。

 一方、もうひとりの日本勢、小平智は上位進出が絶対条件。現時点で600ポイントで85位の小平は、今週15位以内でのフィニッシュというのがひとつの指標になりそうだ。

 2007年のシステム導入後、70位以下の選手が「バブル」を破ったのは2008年の旧制度下の10選手というのがあるが、ポイント調整後は2012年に記録した9選手が最高だ。1年前はエミリアーノ・グリーヨ(アルゼンチン)、ラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)、スチュワート・シンク(米)の3選手が、やはり70位以下から狭き関門を突破した。

 過去5年の「バブルバスター」の総数は25選手で、これにはTPCボストンでの5選手も含まれる。2014年にはポイントランキング100位と、ラスト1枠で出場したジェフ・オギルビー(豪)が同コースで2位に入ってランク24位まで上昇し、最終的にはその年のツアー選手権まで到達した例もある。果たして今年はどんなドラマが待っているのだろうか。

(写真提供:Getty Images)

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