ウッズはプレーヤー兼キャプテン? エルス「チャンスがある」
2019年のザ・プレジデンツカップ(現地時間2019年12月13日〜15日/オーストラリア・メルボルン/ロイヤル・メルボルンGC)の世界選抜キャプテンのアーニー・エルス(南ア)と米国選抜キャプテンのタイガー・ウッズ(米)。
エルスはウッズがプレーヤー兼キャプテンとして出場することを期待しているようだ。前週のISPS Handa ワールドカップ・オブ・ゴルフが行われたオーストラリア・メルボルンのザ・メトロポリタンGCで明かした。
2017年大会はスティーブ・ストリッカー(米)がキャプテンでウッズは副キャプテンとしてチームを支えた。当時は復活するなど考えられなかったが、現在世界ランク13位まで浮上している。
「(米国選抜の)ポイントシステムについては詳しくないが、世界ランクは13位だし、今年の活躍を見れば(メンバー入りは)いけると思う。オーガスタ(マスターズ)やメジャー大会で優勝すれば確かポイントは2倍とかだから、チームに入るチャンスがあると思う」
米国選抜はFedExランキング順(2017年9月のBMW選手権から2019年のツアー選手権の間)で上位8人が選出され、4人がキャプテンピックとなる。ウッズは11月25日時点のポイントランクで16位。自分で自分を選出する可能性は低いため、自動選抜メンバー入りに期待だ。
世界選抜は世界ランキング順(2018年8月27日から2019年8月25日の間)で上位8人が自動選出、4人がキャプテンピック。松山英樹は6位、今平周吾は8位、稲森佑貴は9位、市原弘大は15位、池田勇太は16位にランクイン。谷原秀人は42位、小平智は113位となっている。
2003年大会はジャック・ニクラス(米)とゲーリー・プレーヤー(南ア)がキャプテンを務め、ウッズとエルスのプレーオフとなった。しかし、3ホールを消化しても決着がつかず、日没サスペンデッドとなり引き分け。状況は少し違うが、この決着を来年末に決めてもらいたい。
(写真提供:Getty Images)