プロが前・後半で交代するプロアマ「9&9」 米ツアーでは好評
更新日:2019/01/10 17:23
掲載日:2019/01/10 13:22
2018年シーズン、PGAツアーは9ホールでプロが交代するプロアマ形式「9&9」を7大会で採用した。好評だったので2019年シーズンは13大会で採用されるようだ。
プロアマとは本選前(基本的に試合前日)にプロがアマチュア(スポンサー関係者など)と回り、ゴルフを楽しむ場だが18ホールは「きついな」と感じるプロがいることも確か。
そこで考案されたのが「9&9」で、プロは9ホールで交代し、アマは2人のプロと回れるのでウィンウィン。しかも、ただのプロではない。世界最高峰のPGAツアーで戦う選手2人と回れるのだ。
今週のソニー・オープン・イン・ハワイに出場するブラント・スネデカー(米)は去年のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンのプロアマに出場した時のエピソードを明かした。
「フィル(・ミケルソン)から僕に代わって残念だったと思う(笑)。楽しんでもらえるようにプレーしたよ。ラウンド後も楽しそうだった。残念なのは彼らなのに、それでも楽しんでもらえた」
緊張してミケルソンとスネデカーの前でまともにスイングできる自信はないが、一生自慢できることは確か。日本では去年、片山晋呉の振る舞いに不快感を覚えたアマチュアが1ホールでプレーをやめるという騒動が起きたが、試行錯誤しながらプロアマともに負担なく楽しい1日になるのが理想だ。
(写真:Getty Images)