来週は米女子メジャー初戦 畑岡奈紗は樋口久子以来の快挙なるか
更新日:2019/04/01 17:08
掲載日:2019/04/01 14:58
畑岡奈紗が米女子ツアーのKIAクラシック(カリフォニア州/パークハイアット・アビアラGC)でツアー通算3勝目を挙げた。来週はメジャー初戦のANAインスピレーション(カリフォルニア州/ミッション・ヒルズCC)なだけに弾みのつく72ホールとなった。
1打差単独2位から出た畑岡は15ホールを終えて5バーディ、ノーボギーとスコアを伸ばす。16番パー4ではティーショットを曲げ池に入れるなどボギーを叩くが、17番パー5では3打目をタップインバーディの距離につけすぐさま奪い返し、最終18番パー4は2オン2パットのパーとし、終わってみれば後続に3打差をつけ圧勝だった。
優勝インタビューでは「自分のプレーに徹することが出来たなと思います」と同組のインビー・パーク(韓)のプレーに影響されることなくコツコツと自分のゴルフを展開した。
実は畑岡が4日間大会で優勝するのは今回が初めて。昨年6月のウォルマートNWアーカンソー選手権、同年11月のTOTOジャパンクラシックは3日間大会だった。今季の目標として「4日間大会で優勝」というのがあったので、早々にその目標を達成した。
となるとメジャー制覇が期待される。日本人では樋口久子が1977年の全米女子プロゴルフ選手権を制して以来メジャーチャンピオンは誕生していない。アメリカで年号は関係ないが、いちおう”平成最後”のメジャー大会なので、記念すべき試合で畑岡は優勝できるだろうか。
(写真:Getty Images)