ライダーカップも無観客? 欧州主将は否定的
更新日:2020/04/22 11:09
掲載日:2020/04/21 14:58
20日、全米プロゴルフ協会(PGAオブ・アメリカ)の最高経営責任者であるセス・ウォー氏がニューヨーク「WFAN」ラジオの番組に出演し、今年のライダーカップ(9月25日〜/米ウィスコンシン州/ウィスリング・ストレイツGC)は新型コロナウイルスの影響を考え無観客で行う可能性があると明かした。
「ファンなしで行うことを想像するのは難しいし、ライダーカップはファンがいてこそ。しかし、まだ無観客で実施するとは決めていないが、仮想空間を使って現地で応援しているような気分を味わえる仕組みなどクリエイティブな方法も考えている」
欧州選抜キャプテンのパドレイグ・ハリントン(アイルランド)は数週間前に、無観客で行うくらいならライダーカップ自体を中止にしたほうがいいと発言している。ライダーカップはファンの大歓声やブーイングがあってこそ盛り上がる大会なのは間違いない。
2018年大会ではローリー・マキロイ(北アイルランド)に向かって「パットを決めてみろ」と野次を飛ばしたファンに対してマキロイはパットを沈め「誰がパットを決められないだって?」と返したりと、ファンとともに熱くなれるからこそライダーカップは魅力的。しかし、関わる全ての人の健康を考えるのであれば無観客もしょうがないのかもしれない。