ビジェイ・シン、下部ツアー大会の出場見送り
更新日:2020/06/01 12:37
掲載日:2020/06/01 12:00
PGAツアー通算34勝のビジェイ・シン(フィジー)が、出場の可能性が報じられていたコーンフェリーツアー(下部ツアー)の再開初戦、コーンフェリーツアーチャレンジ(6月11日〜/米フロリダ州/TPCソーグラス)には参戦しないことが分かった。米ゴルフチャンネルが31日に伝えている。
PGAツアーの永久シード権も持つ57歳が、コーンフェリーツアーの大会に出場すると報じられたのは先月7日で、この件については下部ツアーを主戦場とする35歳のブレイディ・シュネル(米)が「お金のために出場するならゴミ野郎だ。若い選手にとってどれだけポイントとお金が大切か分かるか?」とツイッターに投稿するなど大きな話題となっていた。
コーンフェリーツアーチャレンジと同じ週には、PGAツアーの再開初戦であるチャールズ・シュワブ・チャレンジ(テキサス州/コロニアルCC)も開催されるが、同大会はフィールドが限定されているため、シンは出場資格を有していない。
ちなみにシンの下部ツアー出場を巡る議論について、PGAツアー通算44勝のフィル・ミケルソン(米)は自身のツイッターに「彼はツアーに貢献し、殿堂入りも果たしている。好きな時に好きな場所でプレーする権利がある」と投稿し、シンを擁護していた。
なお、今回の報道についてシンは公式にコメントなどは出していない。