シンプソンが自身2度目の父の日V 「父はゴルフが大好きだった」
更新日:2020/06/22 14:13
掲載日:2020/06/22 13:59
ウェブ・シンプソン(米)が父の日にまた優勝した。
シンプソンは米男子ツアーのRBCヘリテイジ(18〜21日/米サウスカロライナ州/ハーバータウンGL)を大会記録となる通算22アンダーで制し、今季2勝目、ツアー通算7勝目を手にした。
先週は本来なら全米オープンウィークだったが、今年は新型コロナウイルスの影響で9月に延期。同大会は1976年以来、父の日(6月第3日曜日)が最終日になるよう日程が組まれており、シンプソンは2012年のチャンピオン。大会は違えど父の日に2度優勝したことになる。
残念ながら2017年に父親のサムさんは他界しており、直接優勝の報告はできないが、全米オープンを制した時にかけた電話は一生忘れないという。
「(優勝)記者会見前に父に電話をしたことは忘れない。あの時は笑いながら電話に出てくれた。嬉しい時はいつもそうだった。今回はそれがないから少し寂しいが、今もどこかで観戦してくれていると思う。父はゴルフが大好きだったからね」
シンプソンはサムさんのお気に入りであった黄色のシャツを着て最終日に臨んだ。目立つ色なのでサムさんも必ずどこかで息子のプレーを見守っていたことだろう。ちなみに、シンプソンは母の日(2018年のザ・プレーヤーズ選手権)にも優勝している。