トーマス「動物園みたいに人がたくさんいる」　会場周辺の安全対策に疑問

　米男子ツアーのRBCヘリテイジ（18〜21日／米サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド／ハーバータウンGL）に出場していたニック・ワトニー（米）が新型コロナウイルスの検査で陽性となって一日が経過し、ジャスティン・トーマス（米）はハーバータウン周辺地域の安全対策が不十分なのではないかと発言した。20日、米ゴルフワールドが報じている。

「（ワトニーのことは）困惑した。もちろんニックの責任ではない。彼ができる限りの対策をとってきたことを知っている。しかし、ヒルトンヘッドにいる多くの人々はそうじゃないと思う。責めるわけじゃないが、ヒルトンヘッドはあまり真剣に捉えていないように思える。動物園みたいに人がたくさんいる。車での移動中に見たけれど、ビーチもレストランも満員。感染してしまうのは偶然ではないと思う」

　コース内は安全対策がしっかりしており、トーマスも安心しているようだがコース外は人が多いので、家にシェフを呼ぶなどゴルフ以外ではステイホームを徹底しているようだ。なお、サウスカロライナ州では新規感染者がここ数日で1,000人を超えている。