ルーキー笹生優花ら3人が首位発進 17年覇者・鈴木愛も2打差の好スタート
更新日:2020/06/25 20:08
掲載日:2020/06/25 20:07
国内女子ツアー開幕戦のアース・モンダミンカップは25日、千葉県のカメリアヒルズカントリークラブ(6,622ヤード・パー72)を舞台に第1ラウンドの競技を終了。ルーキーの笹生優花、濱田茉優、宮崎乙実が6アンダー66で並んで首位発進を切った。
ルーキーながら実力は本物だ。日本人の父とフィリピン人の母を持つ笹生は早くから各国のジュニア年代の大会で活躍。昨年はプロで同期となる安田祐香とともに世界の有望株が揃う「オーガスタ・ナショナル女子アマチュア」で3位タイに入った。この日は後半3番から4連続バーディを奪い一気にリーダーボードを浮上。プロ初ラウンドを堂々の首位で終えた。
1打差の4位タイに上田桃子、葭葉ルミ、沖せいらの3選手。2打差の7位タイからは女王・鈴木愛に加え、小祝さくら、臼井麗香、稲見萌寧といった若手が虎視淡々とトップグループを睨む。世界ランキング4位の畑岡奈紗も2アンダー27位タイとまずまずのスタートを切った。
その畑岡に次ぐ世界ランク日本勢2番手(12位)の渋野日向子は、5番で同伴競技者のライン上にあるボールマーカーをずらした後、元に戻さずにプレーし2打罰を受ける場面もあったが、14番からの5ホールで3つのバーディを奪って巻き返し。イーブンパー59位タイで初日を終えている。