振ったらデシャンボーより飛ぶ? フィナウが首位発進
更新日:2020/07/17 16:28
掲載日:2020/07/17 10:27
米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメントは16日、米オハイオ州のミュアフィールド・ビレッジGCで第1ラウンドが行われ、飛ばし屋のトニー・フィナウ(米)が6アンダー単独トップに立った。
自粛期間中に体重を10キロ増やして話題のブライソン・デシャンボー(米)は1オーバー42位タイ。1番パー4(473ヤード)ではキャリー345ヤード、転がってトータル423ヤードを記録するなどこの日も飛距離は出ていた。
フィナウといえばハーフスイングみたいにコンパクトなトップから300ヤードを優に超えるショットを放つが、彼のオーバースイング気味なマン振りを見たことがあるだろうか。
フィナウはたびたび自身のインスタグラムにマン振りショットを投稿しているが、先週投稿されたドライバーショットのボールスピードは206mph(92m/s)とデシャンボー超え。試合では方向性重視なので、思い切り打つ彼の姿は見られないが、ときどきインスタグラムを見ることをおすすめする。
そんなフィナウだがデシャンボーの進化にかなり刺激を受けているようで、「彼があれだけ速く振って、ストレートボールを打っているのをみて少し考えさせられた。自分なりに色々と試してみて、試合で使えるように練習している」と、コンパクトなトップは変えずにボールスピードが上がるような努力をしている。このままフィナウが突き進むのか、注目だ。