暫定5位のウェストウッド「飛ばし屋である必要はない」 マスターズで悲願のメジャーVなるか
更新日:2020/11/13 12:01
掲載日:2020/11/13 11:59
海外男子メジャーのマスターズは12日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCで第1ラウンドが行われ、元世界ランク1位のリー・ウェストウッド(英)は4アンダー「68」で回り、暫定5位タイ(日没順延)と好スタートを切った。
「自分の名前がリーダーボードの上にあるのは嬉しい。このコースは歳を取った選手にチャンスがあるようなコース。経験値がものをいう。飛ばし屋である必要はない」
47歳のウェストウッドをはじめ、43歳のポール・ケイシー(英)が7アンダー暫定トップ、44歳のタイガー・ウッズ(米)と38歳のルイス・ウーストハウゼン(南ア)が4アンダー暫定5位タイと、飛ばす若手に交じりベテラン勢が上位にいる。なお、いま最も飛ばすであろうブライソン・デシャンボー(米)は2アンダー暫定21位タイだった。
欧州ツアー通算25勝、米ツアー通算2勝などの成績を残しているウェストウッドだが、メジャータイトルはまだ獲得していない。メジャー大会での主な成績は、マスターズでは単独2位(2010年)、2位タイ(2016年)、全英オープンでは単独2位(2010年)、全米プロでは3位タイ(2009年)、全米オープンでは単独3位(2008年)、3位タイ(2011年)。
今年は、47歳のスチュワート・シンク(米)や48歳のブライアン・ゲイ(米)が米ツアーで優勝するなどベテランが奮闘している。ウェストウッドは悲願のメジャー初優勝を11月開催&無観客という異例のマスターズで手にすることができるだろうか。