63歳のランガー「最年長でのマスターズ予選通過は嬉しい」
更新日:2020/11/14 10:32
掲載日:2020/11/14 10:31
海外男子メジャーのマスターズは13日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7,475ヤード・パー72)で第2ラウンドが行われ、63歳のベルンハルト・ランガー(独)は1オーバーで回り、通算3アンダー暫定27位タイ(日没順延)と予選通過を確実なものにした。
正式な記録は第2ラウンドが終了後だが、63歳でのマスターズ予選通過は史上最年長記録となる。
初日も日没順延だったため、この日ランガーは26ホールをプレー。「膝にくるね」と決して楽なラウンドではなかったようだが、「セカンドは長いクラブを握ることになるけれど、経験上どこに打てばいいか分かる。最年長での予選通過は嬉しい。あと数年はここで楽しい思い出を作りたいね」。なお、マスターズは一度優勝すると一生(ライフタイム)出場できる。
1985年と1993年の覇者であるランガーのスタッツを見ると、この2日間の平均飛距離は264ヤードと若手と比較すれば20〜30ヤードの差はあるが、フェアウェイキープ率は何と89パーセント。オーガスタではフェアウェイを捉えることとマネージメントが鍵を握るということが分かる。
欧州ツアー通算43勝、米シニアツアー通算41勝を挙げているランガーは残り36ホールでどこまで伸ばせるのか、注目したい。