球を曲げる感覚も父親譲り ウッズの息子チャーリー君のショットに驚き「タイガーの生き写しみたい」
米チャンピオンズツアーの非公式イベント「PNCチャンピオンシップ」(米フロリダ州/リッツカールトンGC/パー72)が19日に開幕した。
今大会最大の注目は、なんといってもタイガー・ウッズ(米)の息子チャーリー君。現地では、プレーを含めたチャーリー君の一挙手一投足がニュースなどで盛んに伝えられているが、11歳とは思えぬスイングがファンの間で大きな話題となっている。
この日行われた第1ラウンド、3番パー5(529ヤード)のセカンドショット(残り175ヤード)でチャーリー君がみせた。ボールはフェアウェイの左サイド、グリーンも左サイドと乗せるにはフックをかけなければならない状況。チャーリー君は5番ウッドを握ると少しインサイドに引きボールを綺麗に曲げた。その打ち方やフィニッシュは父親そっくりで、ボールは約1メートルにつきこのホールをイーグルとした。スイングだけでなく曲げるという感覚も父親譲りなのかもしれない。
PGAツアーの公式ツイッターはこの日、チャーリー君の初日のティーショットをまとめた動画をアップしたが、それを見たファンからは以下のようなコメントが書き込まれている。
「ゴルフを30年間やっているけど、まだこの11歳のように上手くプレーできないよ」
「見ていてとても楽しい。彼が全国放送のテレビでこんなにも余裕でプレーする姿は信じられないね」
「タイガーの生き写しみたいだ」
センス抜群のスイングにファンは驚愕している様子で、チャーリー君のプレーを絶賛するコメントが多く書き込まれていた。父タイガーのスイングと比べるものも目立ち、注目度は父を超え今大会ナンバーワンといってもいいだろう。初日は10アンダー6位タイでスタートしたウッズ組だが、最終日もチャーリー君がどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。