スピース「昔のスイングを取り戻せるようにしたい」 2位で決勝ラウンドへ
更新日:2021/04/03 12:00
掲載日:2021/04/03 11:49
米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープンは2日、米テキサス州のTPCサンアントニオ(7,494ヤード・パー72)で第2ラウンドが行われ、ジョーダン・スピース(米)は通算7アンダー2位タイで決勝ラウンドを迎える。
直近6試合でトップ10入り4回の成績を残しているスピースだが2017年の全英オープン以来、勝利から遠ざかっている。長いスランプに陥っているのは、2018年のはじめに左手の骨に異常を感じてから。痛みを緩和するためグリップはよりウィークとなり、全盛期のようなスイングはできなくなった。
「頭で考えていることが多すぎる。少なくても考える事は一つか二つにしたい。昔のスイングを取り戻せるようにしたい。最近は調子が良いけど完全には満足していない」とまだまだスピース自身は苦しんでいるようだ。
2015年にマスターズと全米オープンで優勝し、世界ランク1位、年間王者など数々の記録を持っているスピース。2017年の全英オープンでは最終日の終盤にティーショットを大きく曲げるもボギーでしのぎ、その後、バーディ連発で優勝したという記憶に残る場面も。地元のテキサスで優勝し、来週のマスターズで再びグリーンジャケットを手にすることはできるだろうか。