37歳リスト、ツアー206戦目での初タイトルに「やっと手に入れた」
更新日:2022/01/30 13:50
掲載日:2022/01/30 13:41
米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープンは29日、米カリフォルニア州のトリー・パインズGC サウスC(7,765ヤード・パー72)で最終ラウンドが終了。37歳のルーク・リスト(米)が通算15アンダーで並んだウィル・ザラトリス(米)とのプレーオフを制し、ツアー初優勝を達成している。
5打差19位タイから出たリストは、3番からの4連続バーディでリーダーボードを駆け上がると、後半12番、16番でもスコアを伸ばす。17番で唯一のボギーを喫するも、最終18番パー5をバーディとして「66」。そして18番で行われたプレーオフ1ホール目でもバーディを奪取し、悲願の初タイトルを手にした。
2018年のザ・ホンダ・クラシックでは、ジャスティン・トーマス(米)にプレーオフで敗れ惜しくも初優勝を逃しているリスト。プロ15年目、ツアー206戦目にしてようやくたどり着いた栄冠に「娘から『パパ、トロフィーが欲しい』とずっと言われていて、やっと手に入れたよ」と喜びを語っている。
一方、25歳のザラトリスも初優勝をかけてプレーオフを戦ったが、あと一歩届かず。最終日を通算14アンダー首位タイで迎えると、1番でいきなりボギー。5番、6番の連続バーディで勢いに乗るかに思われたが、そこから1つも伸ばすことができず、リストにプレーオフに持ち込まれる形となってしまった。
なお、57位タイからスタートした松山英樹は5バーディ、1ボギーの「68」をマークし、通算8アンダー30位タイで4日間を終えている。