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松山英樹が大会史上4人目の連覇に挑む ウッズ、マキロイにも注目

更新日:2022/04/06 17:55
松山英樹が大会史上4人目の連覇に挑む ウッズ、マキロイにも注目
松山英樹(左)とタイガー・ウッズ(右)(写真:Getty Images)

 

 海外メジャー、マスターズが7日から米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7,510ヤード・パー72)で開催される。

 前回大会は日本の松山英樹が通算10アンダーで優勝。初日「69」で2位タイスタートを切ると、2日目「71」で6位タイに順位を落としたが、3日目に「65」を叩き出して単独首位に。そして4打リードで迎えた最終日を「73」でプレーし、逃げ切りでアジア勢初のマスターズチャンピオンに輝いた。

 マスターズを連覇したのは過去に3人。ジャック・ニクラウス(米/1965年、1966年)、ニック・ファルド(英/1989年、1990年)、タイガー・ウッズ(米/2001年、2002年)がその偉業を成し遂げている。先月発症した首痛の回復具合が気がかりではあるが、日本のエースが今年もグリーンジャケットに袖を通す姿を期待せずにはいられない。

 また、タイガー・ウッズ(米)とローリー・マキロイ(北アイルランド)にも注目だ。昨年2月の自動車事故で右脚に大怪我を負ったウッズは「今のところプレーするだろう」と話しており、出場となれば大会5勝のレジェンドに世界中の注目が集まること必至だ。一方のマキロイは2014年の全英オープン制覇後、8度目のキャリアグランドスラム挑戦。達成となれば史上6人目の快挙となる。

 このほか、昨年7月の全英オープンを制したコリン・モリカワ(米)はメジャー2試合連続優勝を、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米)、ヴィクトル・ホヴランド(ノルウェー)、パトリック・キャントレー(米)、キャメロン・スミス(豪)、ザンダー・シャウフェレ(米)はメジャー初制覇を目指す。スミスは2001年のウッズ以来、史上2人目のザ・プレーヤーズ選手権&マスターズの同一シーズン優勝も視野に入れる。

 さらにダスティン・ジョンソン(米)、パトリック・リード(米)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、ジョーダン・スピース(米)、バッバ・ワトソン(米)、アダム・スコット(豪)、フレッド・カプルス(米)、ベルンハルト・ランガー(独)ら歴代王者に加え、ジョン・ラーム(スペイン)、ジャスティン・トーマス(米)、ブルックス・ケプカ(米)、ブライソン・デシャンボー(米)のビッグネームもエントリーしている。

 日本からは松山のほか、金谷拓実が2度目、アマチュア中島啓太が初のオーガスタに挑む。

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