S.ガルシア、ボール捜しのルールに怒り 「このツアーから去る」
更新日:2022/05/06 14:38
掲載日:2022/05/06 14:30
米男子ツアーのウェルズ・ファーゴ選手権(5日/米メリーランド州/TPCポトマック at アヴェネル・ファーム/7,160ヤード・パー70)初日、セルヒオ・ガルシア(スペイン)がボール捜しのルールを巡り激怒し、同ツアーから去ると発言した。
ガルシアは後半10番パー5のティーショットを左に曲げ、ボールはブッシュの中に。ボールは見つかったようだが、ボール捜しの制限時間である3分を超えていたため、ドロップ(1打罰)せよと競技委員から告げられた。
これに激怒したガルシアは、「このツアーから去ることが待ちきれない。あと数週間したら、このツアーに関わらなくて済む」と中継でしっかり聞き取れるほどの声で言い放った。これは6月に開幕予定のグレッグ・ノーマン(豪)率いるサウジアラビアの新リーグ、リブ・ゴルフ・インビテーショナルシリーズに出ることを示唆しているのだろうか。
なお、規則では「プレーヤー、またはそのキャディーが球を捜し始めてから3分以内に見つけることができなければ、紛失となる」のだが、「球を捜し始めた」と判断するのは競技委員。3アンダー17位タイで終えたガルシアはその計測が早かったと主張していたが認められなかった。