全米オープン、LIVゴルフ会員は将来的に出場できない?
更新日:2022/06/16 12:35
掲載日:2022/06/16 12:32
15日、全米オープン(16〜19日/米マサチューセッツ州のザ・カントリークラブ)を主催するUSGA(全米ゴルフ協会)の代表、マイク・ワン氏はLIVゴルフメンバーが将来的に全米オープンに出場できなくなる可能性は「ある」と記者会見で答えた。
サウジアラビアの政府系ファンドが支援する新リーグ「LIVゴルフ」。ダスティン・ジョンソン(米)、フィル・ミケルソン(米)らがメンバーで、第2戦には新たにブライソン・デシャンボー(米)、パトリック・リード(米)が参戦する予定。ロンドンで行われた先週の開幕戦はチャール・シュワーツェル(南ア)が6億円以上を獲得して話題となった。
PGAツアーはLIVゴルフメンバーを出場停止処分にしているが、メジャーは同ツアー主催ではないので、USGAなど各主催者に判断は委ねられる。
「どの選手がどのプロモーターの試合に出たか、今年の全米オープンに出場させないほうが良いのか?など議論したが、我々は『それは違う』という結論に至った」。また、今年2月のアジアンツアー、PIFサウジ・インターナショナルはLIVゴルフと同じプロモーターが関わっていたようだが、「PGAツアーから正式に30人が出場していただろう?」とワン氏。しかし、来年の全米オープンから出場停止処分にする可能性は有り無しで言えば「ある」とコメントした。
DPワールドツアー(欧州男子ツアー)とLIVゴルフがパートナーシップを結ぶのではという報道も出ているが、LIVゴルフ、PGAツアーやメジャーの各主催者など、今後どのように動くのか注目だ。