C.モリカワが中島啓太に助言　メジャーでも「特別に力を入れない」

　13日、米男子ツアーのZOZO チャンピオンシップ（千葉県／アコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブ）初日終了後、テーラーメイド契約プロのコリン・モリカワ（米）と中島啓太によるゴルフクリニックが開催された。

　ゴルフクリニックでは2人がウェッジでカゴを狙ったり、スティンガーショットを披露。また、ファンからの「ゆっくりテークバックを上げるには」という質問にモリカワは、「理想の位置に上げられるようにリズムを取る。そしたら結果的にゆっくりしたテークバックになっただけ。チェックポイントを確認しながらリズムで打つのが大切」と回答した。

　また、全米プロ、全英オープンで勝てた要因を聞かれたモリカワは、「（全米プロは）無観客だったから練習ラウンドみたいだった。とにかくメジャーを意識せず、普通の試合と思うことだね」と話し、中島には「メジャー大会でも特別に力を入れないで、ルーティンを確立させて普段通りに。必ずそのルーティンをどの試合でもするようにすれば良いと思う」とアドバイスを送った。

　初日は中島がイーブンパー29位タイ、モリカワが1オーバー41位タイ。10番から出た中島は「後半はバーディ、バーディ（5番、6番）で上がれたので明日に繋がるようなプレーができた」。モリカワは「今季は調子が良いとは言えないが、今日は何とか1オーバーでまとめられた」と振り返った。