身長2メートル超のアマチュアが首位発進「自分を信じて」

　海外男子メジャーの全英オープンは20日、英国のロイヤル・リバプール（7,383ヤード・パー71）で第1ラウンドが行われ、アマチュアのクリスト・ランプレクト（南ア）が5アンダー首位タイに立った。

　身長203㎝のランプレクトはアメリカのジョージア工科大学に通う22歳。身長は遺伝で、父が193㎝、祖父が203㎝、そして曾祖父がなんと213㎝だったというのだ。6月の全英アマで優勝して今大会、来年のマスターズと全米オープンの出場権を獲得した。

　飛距離が出るのはもちろんだがショートゲームスキルも高い。でなければロイヤル・リバプールで首位タイ発進は切れない。「少しナーバスだったのはスタートホールだけ。キャディが『アマチュアとしてプレーするだけだ。心配することはない』と言ってくれたから緊張がほぐれた」とし、プレー中は「生意気に聞こえるかもしれないけど、自分を信じて、自分が一番だって強く思っていた」という。見た目よりも心の強さが大きい22歳に注目だ。