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2000年以降の48歳Vは2人のみ ミケルソンが「60」で単独トップ

2019/01/18 16:55
2000年以降の48歳Vは2人のみ ミケルソンが「60」で単独トップ
48歳Vを狙うフィル・ミケルソン

 

 48歳のフィル・ミケルソン(米)は米男子ツアーのデザート・クラシック(現地時間17日/カリフォルニア州/ラ・クインタCC)初日に12アンダー60を叩きだし、単独首位に立った。去年は世界選手権シリーズ(WGC)のメキシコ選手権で同シリーズ最年長優勝(47歳)を挙げている。

 2000年以降、48歳でツアー優勝したのは2人のみ。フレッド・ファンク(米)とケニー・ペリー(米)だ。ファンクは04年のサザン・ファーム・ビューロ・クラシックと05年のザ・プレーヤーズ選手権、ペリーは09年のFBRオープンとトラベラーズ選手権で優勝を果たした。

 また、49歳でピーター・ヤコブセン(米)、ウッディ・オースティン(米)、50歳で再びファンク、クレイグ・スタドラー(米)、51歳でデービス・ラブIII(米)が勝利した。

 パワーゲーム全盛の中、大ベテラン勢が優勝するのは容易なことではないが、ミケルソンは平均300ヤードと若手に負けない飛距離に加え、高い技術力、何より勝ち方を熟知しているので、自分の置かれた状況を把握しながらプレーできるのが強みだろう。

 9アンダー単独2位のアダム・ロング(米)は33歳、8アンダー単独3位のカーティス・ラック(豪)は22歳、7アンダー4位タイのトレイ・マリナクス(米)は26歳と1回りも2回りも年下だが、ミケルソンがリーダーボードの最上段にいることは多くの中年ゴルファーにとっては嬉しいこと。2年後のシニアツアーに出場したら、ベルンハルト・ランガー(独)のように何十勝もしてしまうのだろうか。それも楽しみだ。

(写真:Getty Images)

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