米国代表のシャウフェレ、五輪のメダル獲得に意欲

　29日に開幕する東京五輪の男子ゴルフ競技（埼玉県／霞ヶ関カンツリー倶楽部 東コース）に、日本にもゆかりのあるザンダー・シャウフェレが米国代表として出場する。

　日本育ちの台湾人の母と、フランスとドイツのハーフで過去には10種競技でオリンピックを目指していたアスリートを父に持つザンダー。これまで米ツアーで4勝を挙げており、今季異例の計6試合が行われたメジャー大会でも3度トップ10入りを記録するなど大舞台での実力も証明済みだ。

　米ツアー公式サイトの優勝予想では、同じ米国代表のコリン・モリカワに次ぐ2位の評価。「アメリカを代表することは名誉なこと。オリンピックの金メダル、または別の色のメダルだとしても持っていれば自慢になるね」と意欲を見せる27歳は、初日、2日目をエイブラハム・アンサー（メキシコ）、クリスティアーン・ベザイデンホウト（南ア）とプレーする。