ツアーニュース

15歳アマ勝、最年少Vへ首位タイ発進! さくら7位タイ

2014/04/18 16:56
15歳アマ勝、最年少Vへ首位タイ発進! さくら7位タイ

 

 国内女子ツアーのシーズン第7戦 KKT杯バンテリンレディスオープンは18日、熊本県の熊本空港カントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。今季好調のO.サタヤ(タイ)が6アンダー66をマークして前週に引き続き首位発進を切る中、15歳のアマチュア勝みなみ(鹿児島高1年)がサタヤと並びトーナメントをリードしている。

 この日インスタートの勝は、14番からの5連続バーディで一気に首位に立つと、後半も集中力を切らすことなく、さらに1つスコアを伸ばしてノーボギーの「66」をマーク。名前こそ知られていないが、2012年、13年の全国中学校ゴルフ選手権を連覇するなど、この世代を代表する実力者の勝は、昨季のKKT杯バンテリンレディスでも26位タイに入り、ベストアマを獲得している。まだ、時期尚早かもしれないが、女子ツアーの最年少V記録は12年のサントリーレディスオープンゴルフトーナメントでキム・ヒョージュ(韓)が記録した16歳332日。勝がもし今大会を制すれば1歳以上の更新となるだけに期待がかかる。

 上位陣は、首位グループと1打差の単独3位にイ・ボミ(韓)、2打差の4位タイに成田美寿々、テレサ・ルー(台)、李知姫(韓)。3アンダー69の7位タイに約1か月ぶりに国内ツアーに戻ってきた横峯さくら、復調の兆しを見せつつある服部真夕、馬場ゆかりらが名を連ねている。また、前週のスタジオアリス女子オープンで5位タイに入った期待のルーキー藤田光里は2アンダー70で回り、同大会を制したリ・エスド(韓)、地元・熊本出身の一ノ瀬優希、原江里菜らと並ぶ11位タイにつけている。

 昨年のミズノクラシック以来の国内ツアー参戦となったこちらも地元・熊本出身の有村智恵は、この日1つしかバーディを奪えなかったものの、ノーボギーの安定したラウンドで1アンダー71をマークし、同郷の上田桃子や木戸愛、大山志保らと並ぶ20位タイ。昨季から参戦している米ツアーでは思うような成績を残せず苦しんでいるだけに、今大会で復調のきっかけをつかみたいところだ。

 一方、今季2勝目を狙う昨季賞金女王の森田理香子は1バーディ、2ボギーの1オーバー73でプレーして42位タイ。森田、有村とラウンドしたディフェンディング・チャンピオンの佐伯三貴は2オーバー74を叩いて57位タイと出遅れている。

関連記事

  1. my caddie
  2. ツアーニュース
  3. 15歳アマ勝、最年少Vへ首位タイ発進! さくら7位タイ
×