43インチが新登場　女子プロ推奨のダイヤスイングプロツアー

　ダイヤ（株）は、ティーオフ前のウォーミングアップやタメを意識したスイング練習ができるダイヤスイングプロツアーに、スペックを調整した43インチモデルを追加して2024年2月15日に発売する。価格は19,800円（税込）。

　2022年9月に発売したダイヤスイングプロツアーは、柔らかいしなるシャフトを採用したゆっくりと素振りするタイプの音が鳴るゴルフ練習器具。ドライバーに近い45インチの長さがあるため、ラウンドや練習前のウォーミングアップだけでなく飛距離アップにも効果的である。

　女子プロゴルファーからも高く評価されており、20名近い女子ツアープロの使用実績がある。一方で、数名のプロから「よりしっかり振れる設定に見直してほしい」「音の鳴るヘッドスピード設定を変えてほしい」「45インチは少し振りにくい」という要望を受け、全長43インチのモデルを追加発売することになったという。

　45インチモデルから長さを2インチ短くするとともに全体の重さを50g軽量化し、バランス設定をD5からD0へ調整。インパクトポイントを意識するための「カチッ」という音の出るヘッドスピードを約20m/sから約30m/sに調整したことで、しっかりと素振りができるタイプのスイング練習器具が完成した。

　一般的なドライバーに比べ1.5～1.7倍の重さがあるが、これまでの45インチモデルと比べると軽量で実際のクラブバランスに近く振りやすいため、手持ちのクラブに近いイメージで素振り練習ができる。

　ラウンド前の練習場やスタートホールのティーオフ前にしなりと重さを感じながら、15回～20回とスイングしながら体をほぐすことで、肩や腰の可動域を拡大してスムーズにスイングしやすくなる。

　また、最加速点でヘッド部から「カチッ」という音が鳴るので、インパクトゾーン付近で音が鳴るようにスイングリズムを整えれば、ヘッドスピード向上とタメを意識したスイングが身につく。

　ターコイズブルーの新色シャフトは男女問わず使いやすいだけでなく、残像効果のある色なのでスイングプレーンの確認も可能。キャディバッグに1本入れておくことで、ラウンド前の練習でのウォーミングアップやストレッチ、突如スイングリズムが崩れたときにダイヤスイングプロツアーを振りなおすことで気持ちの焦りからくる早打ちも防げるだろう。