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古閑、2年ぶり復活Vでツアー12勝目!

更新日:2010/04/04 18:06
古閑、2年ぶり復活Vでツアー12勝目!

 

 満開のサクラが咲き乱れる中で迎えた大会最終日。手に汗握る優勝争いを制したのは、08年賞金女王の古閑美保だった。

 4日に行われた国内女子ツアーのヤマハレディースオープン葛城(静岡・葛城ゴルフ倶楽部 山名コース)最終ラウンド。初日からトップを走る古閑は4バーディ、2ボギーの2アンダー70で回り、通算4アンダーでフィニッシュ。後続を振り切り、08年のシーズン最終戦LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ以来、およそ2年ぶりのツアー12勝目を飾った。

 この日トップタイからスタートした古閑は「今日は(天候が)荒れないと思うので、攻めていきたい。(狙うのは)優勝しかないですね」と、宣言通りアグレッシブなゴルフを披露する。まずは2番でロングパットを沈めてバーディを先行させると、続く3番パー5でもサードショットをピンに寄せて連続バーディ。5番でボギーを喫したが、その後も攻めの姿勢を貫きトーナメントをリードした。

 終盤はルーキーの綾田紘子とディフェンディング・チャンピオンの黄アルム(韓)に並ばれたものの、最終ホールをバーディで締めくくり貫禄の完全優勝。米女子ツアーのメジャー大会クラフト・ナビスコ選手権と同週開催で横峯さくら、諸見里しのぶ、有村智恵らトッププレーヤーを欠いたとはいえ、古閑が難コンディションの中で価値ある白星を収めた。

 その他、1打差の2位タイに綾田と黄の2人、前日トップタイにつけていた天沼知恵子と竹末裕美の2人が通算2アンダー4位タイ。通算1アンダー単独6位に開幕戦Vのアン・ソンジュ(韓)が入っている。

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