池田、31位タイ浮上!
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/04/11 08:59
日本勢で唯一予選を通過した池田勇太が好調なパットで順位を上げた。
現地時間10日に行なわれた第74回 マスターズ(ジョージア州オーガスタ、オーガスタナショナルGC)第3ラウンド。前日カットラインぎりぎりの40位タイで決勝ラウンドに滑り込んだ池田は序盤の3番でバーディを先行させたものの、4番、5番で連続ボギーを叩き、前半を1オーバー37で折り返す。後半に入ると10番でボギーを叩き、通算5オーバーまでスコアを落として意気消沈したかに見えた。
だが後半2つあるパー5(13番と15番)できっちりバーディを奪ってスタート時点の通算3オーバーにスコアを戻すと、難しい上がり3ホールをスコアカード通りのプレーで耐え通算3オーバーを死守。順位を9ランク上げ、31位タイで最終日を迎えることとなった。
ここまで初出場とは思えない堂々たるプレーぶりで54ホールを戦い抜いて来た池田。傾斜のきつい超高速グリーンにも臆することなく、ラインを読み切ったパッティングが印象に残った。首位とは15打差と上位争いは難しい状況だが、ここまで来たら失うものは何もない。次週の国内開幕戦で好スタートを切るためにも、持ち前の度胸と繊細な小技で1つでも上を狙って欲しい。
尚、石川遼、片山晋呉はすでに予選で姿を消している。