有村&朴が首位並走! さくら棄権で記録ストップ
更新日:2010/04/10 19:56
掲載日:2010/04/10 17:23
国内女子ツアーのスタジオアリス女子オープン(兵庫・花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース)は10日、第2ラウンドの競技を行った。首位と4打差の2位タイからスタートした有村智恵が、4バーディ、1ボギーの3アンダー69でホールアウト。スコアを通算3アンダーとして前日トップの朴仁妃(韓)とともにトーナメントをリードし、今季初白星に王手をかけた。
トップタイの2人と2打差の3位タイに23歳の伏兵・中村香織と宋ボベ&イム・ウナの韓国勢。注目の宮里藍は1バーディ、1ボギーのイーブンパー72と最後までスコアを伸ばせず、通算1オーバー6位タイへ順位を下げた。だが、トップの2人とは4打差と宮里にとっては十分射程圏内。逆転Vを虎視眈々と狙っている。
今季好調の有村はこの日、2番パー5でバーディを先行させると7番パー3でもきっちりバーディを奪取。13番までに4つスコアを伸ばして、トーナメントをリードした。バーディを獲りたい16番パー5で痛恨のボギーを叩き、朴に並ばれたものの、前週のクラフト・ナビスコ選手権で単独9位に入った経験を生かし最高のポジションを確保した。昨季あと一歩のところで逃した女王のタイトルを獲得するためにも、シーズン序盤の今大会でまずは1勝を挙げておきたいところだ。
その他、前週優勝の古閑美保が藤本麻子、リ・エスド(韓)、イ・ジウ(韓)と同じ通算2オーバー8位タイ。諸見里しのぶは通算4オーバー16位タイにつけている。なお、第2ラウンド開始前にディフェンディング・チャンピオンの横峯さくらが体調不良を訴えて棄権を表明。2007年5月から続く歴代2位の連続予選通過記録は「85」でストップした。