有村、メジャー王者を下し今季初勝利!
更新日:2010/04/11 17:13
掲載日:2010/04/11 17:06
国内女子ツアーの今季第5戦スタジオアリス女子オープンは11日、兵庫県の花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコースを舞台に最終ラウンドの競技を行った。通算3アンダー首位タイからスタートした有村智恵と朴仁妃(韓)の2人がともに2アンダー70で回り、通算5アンダーで並んだままホールアウト。勝負の行方はサドンデス方式のプレーオフにゆだねられた。
迎えたプレーオフ1ホール目の18番パー4、セカンドショットがグリーンオーバーした朴に対し、有村はフェアウェイからパーオンに成功。アプローチがショートしてボギーを喫した朴を尻目に、有村は短いパーパットをど真ん中から沈め、激戦にピリオドを打った。
米女子ツアーのメジャーチャンピオンである朴を下し「(今日みたいな)接戦を初めて制することができた」と自信を深めた有村。今大会は「横峯(さくら)さんが昨年プレーオフで勝ったので、私もあやかりたい」と縁起の良い白星に笑顔を弾けさせた。
その他、有村らと3打差の単独3位にマンデー予選から勝ち抜いた23歳の中村香織が入り、通算1アンダー4位タイに宮里藍と現在賞金ランキングトップのアン・ソンジュ&宋ボベの韓国勢2人。前週優勝の古閑美保は通算5オーバーで、上田桃子、福嶋晃子らと同じ18位タイだった。また、昨季賞金ランキング2位の諸見里しのぶは「76-72-77」と3日間苦しみ、通算9オーバー36位タイに沈んでいる。