50歳F.カプルス5差5位、逆転V射程圏内?
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/04/11 10:05
50歳のフレッド・カプルス(米)が堂々の優勝争いを演じている。
現地時間10日に行なわれた第74回 マスターズ(ジョージア州オーガスタ、オーガスタナショナルGC)第3ラウンド。初日トップに立ちながら2日目上がり3ホールの連続ボギーで9位タイに後退したカプルス。チャージを誓ったムービングデーは、出だしの1番、2番を連続バーディで滑り出すと、後半14番でもバーディを奪う。さらに15番ではグリーン右サイドから起死回生のチップインイーグルを奪取。4アンダー68の好スコアで通算7アンダーとし、首位と5打差ながら単独5位に再浮上した。
「もし明日65か66を出せば面白いことになる」と逆転Vに意欲を見せるカプルス。06年にはフィル・ミケルソン(米)と最終日最終組を回り、惜しくも優勝は逃したものの、92年以来の今大会2度目の優勝目前まで迫ったこともある。今季は米チャンピオンズツアーで3連勝を飾るなど絶好調でオーガスタに乗り込んで来ているだけに、最終日のプレーが楽しみになってきた。
「明日たとえ勝てなくても、その理由は僕が50歳だからでも疲れたからでもない。ただ良いプレーが出来なかっただけ」と言うカプルス。勝てばメジャー最年長優勝記録のおまけがつくが、今のカプルスにとって年齢は問題ではないようだ。