石川、開幕戦予選落ち 池田は猛チャージで突破
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/04/16 19:24
国内男子ツアーの東建ホームメイトカップ(三重/東建多度カントリークラブ・名古屋)は16日、第2ラウンドの競技を終了。前日6オーバー77で88位タイと大きく出遅れた石川は、巻き返しを誓ってこの日のラウンドをスタートしたものの、気合が空回りしたのか低調なゴルフに終始した。
出だしの5ホールをスコアカード通りのプレーで切り抜けた石川は、続く6番パー3のティーショットをグリーン右に外すと、アプローチも寄せきれず痛恨のボギー。さらにスコアを伸ばしたい中盤の8番と10番でボギーを叩いて万事休す。14番パー4では意地のバーディを奪って2オーバー73でホールアウトしたものの、通算8オーバー92位タイはカットラインに遠く及ばず、残念ながら昨季賞金王のシーズン開幕戦は予選落ちに終わった。
一方、初日石川以上に大叩きを喫した池田勇太は、6アンダー65と爆発。17番パー5で「ラッキーだった」と振り返るイーグルを奪うなど、通算3オーバー42位タイまでスコアを盛り返して決勝ラウンドへコマを進めた。「(時差ボケがあったから)今日は午前中のスタートで良かった。前半でスコアを伸ばせて流れに乗れたかな」と相変わらず“勇太流”のマイペースを貫いた。
なお、トーナメントをリードしたのは宮本勝昌と上田諭尉の2人で通算3アンダー。1打差の3位タイに丸山大輔ら4人が続いたが、谷原秀人(通算5オーバー)、矢野東(通算9オーバー)ら実力者は揃って予選で姿を消した。また、昨季ツアー最終戦を制した丸山茂樹は、スコアカードの署名漏れのため失格となっている。