桃子が単独首位! 地元Vへ視界良好
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/04/16 17:31
国内女子ツアーの今季第6戦西陣レディスクラシックは16日、熊本県の熊本空港カントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。今季ツアー初勝利とともに、出身地である同地で地元優勝を狙う上田桃子が5アンダー67で単独首位に立った。
今季出場の国内ツアー3戦でいすれもトップ10入りを逃すなど、国内の戦いで不振が続いていた上田だったが、この日は持ち前の爆発力を発揮。前半9ホールを3バーディ、ノーボギーで折り返すと、15番パー4ではセカンドショットを直接沈める渾身のチップインイーグルを奪取。1イーグル、4バーディ(1ボギー)の快進撃で、地元Vに向け絶好のスタートを切った。
トップと1打差の2位タイに女子世界ランキング3位の申智愛(韓)と天沼知恵子。3アンダー69の4位タイには横峯さくらに加え、期待の新人で19歳の藤本麻子ら7人が並んでいる。先週の大会を体調不良で棄権したことで準備不足が懸念された横峯だが、バックナインで4バーディを奪うなど復調気配。周囲の心配を吹き飛ばした。
上田と同じく地元・熊本で今季初勝利を目指す元賞金女王の不動裕理は、2アンダー70で11位タイ。国内ツアー2週連続優勝を狙う有村智恵は2アンダー71で16位タイ。その他、ビジュアル系ゴルファーの竹村真琴がイーブンパー72で23位タイと健闘する一方、08年賞金女王の古閑美保は3オーバー75で66位タイと出遅れている。