21歳の金が首位堅守! Y・E・ヤン1差2位タイ
中国を舞台に開催されている欧州ツアーで韓国勢が大健闘だ。
現地時間16日に行なわれた同ツアーのボルボ中国オープン(スーチョウ・チンチレイクGC)第2ラウンド。初日首位タイの好発進を切った21歳の金度勲(韓)が3アンダー69をマーク、通算11アンダーとし単独トップの座をキープした。
若手に負けじと奮起したのが前週のマスターズで8位タイに食い込んでいる38歳のY・E・ヤン(韓)。6アンダー66の好スコアで通算10アンダーまでスコアを伸ばし、アジアNo.1プレーヤーのトンチャイ・ジェイディ(タイ)、ジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)と並び2位タイに浮上。通算9アンダー5位タイにパブロ・ララサバル(スペイン)、ミッコ・イロネン(フィンランド)がつけている。
前週韓国で行なわれた大会で優勝し絶好調で中国に乗り込んで来た金は、06年のアジア大会の金メダリスト。「(この試合は)大きな大会で緊張するかと思ったけれど、凄くリラックスしてプレー出来ている」と大物ぶりを発揮。後続にはメジャーチャンピオンである母国の先輩ヤンがつけているが「今、韓国で一番熱いプレーヤーは僕。是非勝ちたい」とビッグタイトル奪取に意欲を見せた。
一方、先週のアジアンツアーで優勝し、日本勢唯一今大会に出場している平塚哲二は、初日108位タイと大きく出遅れていたが、2日目は5アンダー67と爆発。通算2アンダーは38位タイで楽々予選をクリア。決勝ラウンドでのチャージに期待出来そうだ。
また次期ライダーカップキャプテンのコリー・ペイビン(米)は通算7アンダー8位タイの好位置をキープ。欧州チーム主将のコリン・モンゴメリー(スコットランド)も予選落ちの危機を脱する4アンダー68で回り、通算4アンダー22位タイまで順位を上げている。