「ランガーは脅威」と初V狙うM.オメーラ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2010/04/18 11:19
米チャンピオンズツアー悲願の初優勝を狙うマーク・オメーラ(米)の前に強敵が立ちふさがった。
同ツアーのアウトバック・ステーキハウス・プロアマ(フロリダ州TPCタンパベイ)は現地時間17日、第2ラウンドの競技を行ない、初日4位タイにつけていたベルンハルト・ランガー(独)が6バーディ、1ボギーの5アンダー66と爆発。通算9アンダーとし、単独トップに躍り出た。
一方、前日首位発進のオメーラは2つしかスコアを伸ばせず、通算8アンダーでマイク・リード(米)と並びランガーに1打差の2位タイに後退。以下、通算7アンダー単独4位にトム・カイト(米)、通算5アンダー8位タイにトム・ワトソン(米)がつけている。また出場4試合連続Vを狙うフレッド・カプルス(米)はノーボギーの4アンダー67で回り、「良いプレーが出来た」と納得のゴルフで通算4アンダー12位タイに順位を上げた。
レギュラーツアー通算16勝に加え、世界各国で幾度となく勝利を経験しているオメーラだが、不思議なことにシニア入りしてから優勝がない。首位と1打差で最終日を迎える今回は殻を破る大きなチャンスだが「ランガーが居るからねぇ。彼は常に我々にとって脅威。天気次第だが、余程良いプレーをしなければ彼に打ち勝つ事は出来ないだろうね」と口が重い。果たしてオメーラの悲願が叶うのか、すでに今季1勝を挙げているランガーが横綱相撲で他を圧倒するのか? 最終日の戦いに注目だ。
一方、日本勢唯一出場の尾崎直道は4バーディ、3ボギーの1アンダー70で回り、通算3オーバーは前日の59位タイから44位タイまで順位を上げている。